カベツケブラケットの取り付け方(後編)
棚板の位置が自由に設定できるシンプルな棚受け「
カベツケブラケット」の取り付け方法をご紹介します。
後編では、棚板を取り付けていきます。
「
カベツケブラケットの取り付け方(前編)」はこちらから。(※記事内の画像は旧デザインです)
【棚板のサイズについて】
カベツケブラケットに合わせることができる棚板のサイズは奥行き250㎜です。
棚板の幅は端と端のブラケットの幅よりも10cmくらい長い方がバランスが良いですが、取り付ける場所によってはそれより短くても大丈夫です。棚板が1200mm以上の長さになる場合はブラケットは3つで支えるようにしましょう。重たいものを載せる場合はそれに応じてブラケットを増やします。
⑤棚板の設置
収納したいものの高さを測っておき、バランスをみながら、はしご状の隙間から棚板を順番にのせます。のせる順番は上からでも、下からでも大丈夫です。家具等にぶつけないように慎重においていきます。
⑥棚板の固定
棚板は「カベツケ用棚板留め金具」(別途購入)で固定します。棚板の落下防止のため、必ず固定してください。
棚板には表裏があるので確認してから取り付けてください。
金具に付属しているネジは4mm径のため、2.8mm~3mmの太さのドリルで浅く下穴をあけてから付属のビスでとめていきます。下穴を空ける際には、棚板を貫通しないように注意しましょう!
これで、スタイリッシュな壁面収納の完成です!
【さて困った!巾木があって壁にぴったりと固定出来ない】
部屋の壁と床の境目にある巾木とよばれる板材。家によって厚みや大きさはさまざまですが、壁にぴったりとブラケットを取り付けられないと見た目も良くないですよね。そんな時の対処法をご紹介します。
解決方法その① 床から浮かせて取り付ける
巾木を避けて、巾木より上の壁に取り付けます。
解決方法その② 巾木と同じ厚みの板材をブラケットと壁の間に挟む
巾木と同じ厚みの幅30~50mmの板材を用意します。壁の色に合わせて塗装をしておくとより目立ちません。ブラケットを取り付ける際に、壁とブラケットの間に挟んで隙間を解消!取り付けるネジは巾木の厚み分少し長めのものを用意しておきましょう。
解決方法その③ ゴムブッシングで見た目を解消
ホームセンターの電材コーナーで売られているドーナツ形のゴムブッシングを2枚くらい重ねて、隙間のスペーサーとして利用します。こちらも取り付けるネジは巾木の厚み分少し長めのものを用意しておきます。但し、1mを超える長さのブラケットを取り付ける際は、強度のため②の方法をお薦めします。
【アレンジのおすすめ】
棚板の幅を変えて段違いの棚板にすると違った雰囲気になります。見せる収納におすすめです。
<協力>
TANOK(たのっく)
TANOK(たのっく)はものづくりの楽しさを広めるために集まった番匠智香子、たまいかおり、嶋崎都志子の3人のDIYアドバイザー集団です。
フリーペーパーの発行やイベント教室などを通して、暮らしのなかのちょっとした手づくりで温かい気持ちになれるもの、工具を使って本格的につくるものなど、いろいろな「たのしくつくるもの」を提案しています。
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