目次
1. ニュージーパインってどんな木?
1-1| 木の特徴
一般にパイン材と呼ばれるものは、主に北米や欧州産のマツ(松)を加工した木材です。日本でもマツはなじみ深い木ですが、日本のアカマツやクロマツは「地松」と呼ばれ、パインとは区別されています。パイン材は加工しやすく、昔から家屋の床や階段、建具・天井などの内装材や、柱・梁・桁などの構造材として幅広く使われてきました。特に無節の一本物は高級材として珍重されています。

パインは成長が早いこともメリット。たとえば、同じようによく建築に使われるスギが、植林から伐採まで45年程度かかるのに対し、パインは約30年で大径木となって活用できます。計画的に植林すれば循環型社会にも貢献できることから、ウッドワンはパインに着目。北米カリフォルニア原産のラジアータパインを、生育環境の整ったニュージーランドで育て、独自に「ニュージーパインⓇ」と名付けています。
1-2| 自社で木を育てる
one's store(ワンズストア)のニュージーパイン®は、ニュージーランドの広大な自社森林で30年かけて苗から育てたものです。
枝打ちなどの手をかけて丁寧に育てられたニュージーパイン®は幹が太く、芯がしっかりと締まり、均一に整った伸びやかな木目模様が特徴です。育った木を伐採した後には新しい苗木を植え、持続可能な森林経営を行っています。
自社で木を育てていることで、木材としては贅沢な「柾目(まさめ)取り」の材を使った商品をみなさまのもとに安定してお届けすることができます。

1-3| 『植林から始まるものづくり』
2.ニュージーパインの特徴
2-1| 木取りのこだわりが生む美しさ
丸太を加工する際に、のこをどう挽くかによって、木肌に現れる木目の模様は異なってきます。木目がほぼ平行に並んでいるのが「柾目(まさめ)」で、反りにくく狂いが少ないという性質があります。端正で落ち着いた表情が特徴です。
ウッドワンでは、こうした木目の美しさにこだわり、また素材の個性を組み合わせて、無垢の魅力がいきる製品をつくりあげています。

2-2| 木の表情
温暖な地域で育ったニュージーパインⓇは幹が太く、芯がしっかりと締まり、均一に整った伸びやかな木目模様が持ち味。木肌の色合いは、心材(赤身)は淡い褐色、辺材(白太)は淡い黄白色で、その上質な透明感のある美しさも人気の理由です。
木は自然の営みから生まれた天然資源です。そのため木目や色合いが一つ一つ違い、塗装の色合いや質感などに差が出ることがあります。表情の豊かな木の特徴としてお楽しみください。
【入り皮(いりかわ)】

木が成長する間には、台風が来たり鳥につつかれたりと、何かの原因で樹皮が傷つくこともあります。その場合は、樹皮のすぐ下にある形成層(※)が、傷ついた樹皮を取り込んで修復しながら成長を続けます。これが「入り皮」。木の強い生命力の証です。
※形成層…春から秋にかけて細胞分裂を行い、樹幹を大きくする組織
【節かげ・交走木理(こうそうもくり)】

節の影響で周囲の木目がゆらぎ、筋状の模様が生まれたもの。細胞の並びかたが直線的ではない「交走杢理」という状態でもあり、不思議な奥行きを感じる表情になります。
【埋木】

節や入り皮をくり抜き、色合いの似た同じ木で埋めることを「埋木」といいます。限りある資源を有効活用しながら、すっきりと見せる昔ながらの知恵です。
3.カラーバリエーション
ニュージーパインは本来の表情がシンプルなので、デザインのアレンジがしやすく、着色を加えたニュートラルカラーも豊富。当ショップでお選びいただける樹種の中で、ニュージーパインⓇは最も多くのカラーバリエーションをご用意しています。(※カラーバリエーションは商品ごとに異なります)

ナチュラル色
木の色をそのまま活かしたクリア塗装

ウォームベージュ色

アイボリー色

ライト色

ダーク色

ニュートラルカラーD1色

ニュートラルカラーD4色

ニュートラルカラーD6色
4. 木の色の変化「経年美化」
ニュージーパインⓇは油分を多く含んでいるため、時とともに深みのある飴色に変わり、味わいを増す楽しみもあります。この色の変化を経年美化といい、無垢の細胞内に含まれている樹脂が時間の経過とともに表面に浮き出てくることから起こります。変化する色合いは含まれる樹脂の量で異なり、板の厚みが大きいほど、深い飴色へ変化する様子を味わえます。
