ツムハコの取り付け方(前編)



今回は、「ツムハコ」の取り付け方法をご紹介します。

ツムハコって、積む 箱?そう、文字通り箱を積んで作る棚のことなのです。
固定用の取り付けビスが箱の中に隠れるので、見た目はすっきりときれいな仕上がりに。さらに箱の片側の面がマグネットで着脱でき、中に小物を収納することもできます。






【棚板のサイズについて】
ツムハコに合わせることができる棚板のサイズは厚さ30㎜、奥行き250~450㎜です。(※厚さ30㎜以下の棚板も使用可能ですが、付属のビスが貫通してしまうため、短めのビスをご準備ください。)
棚板の幅や、上に載せるものの重さによって、ブラケットの数や設置位置を調整します。
ツムハコで作った棚は、自立させてキッチンのカウンターやお部屋の間仕切りとして使うこともできます。
さっそく組み立ててみましょう!





取り付け方




①仮置きで組み合わせをチェック

床に横向きに仮置きして、実際に収納するものを考えながら設置する棚のイメージを作ります。
※ビス穴の位置は上下でずらしてあるので、ツムハコを真上に重ねても、ビスが干渉することはありません。


今回組み立てるのは、4段の脚付きオープン棚。
一番小さなサイズのツムハコ(120mm)を脚代わりに3つ使用します。一番下になる棚の段は安定させるために大きなサイズのツムハコ(360mm)を3つ。
以降、ツムハコのサイズを300mm、180mm…と上の段になるごとに小さなサイズにして各段3つずつ使用して、4段のオープン棚にします。



②取り付け位置を決める

板板を裏返しにして平置きし、ツムハコの位置を決めます。 今回は間仕切りタイプにするので、300mm幅の板の中心にツムハコの中心がくるようにします。

棚板の端からツムハコの中心までは必ず300mm以内に取り付けます。




③取り付け位置に印をつける

ツムハコの位置と、ビス穴の位置に印をつけます。





④ツムハコを固定する

印をつけたところに下穴をあけます。

付属のビスで固定します。


※ツムハコとツムハコの間は1200mm以内になるように取り付けます。
(但し、棚板の厚さが30mmの場合。棚板の厚みがそれより薄い場合は900mm以内が望ましいです。)

同様の作業でツムハコのマグネット部分が棚板側に来るように組立て、ツムハコを取り付けた棚板を4セット作ります。



後半では、いよいよ棚を組み立てていきます!

「ツムハコ」の商品一覧はこちらから。



<協力>
TANOK(たのっく)

TANOK(たのっく)はものづくりの楽しさを広めるために集まった番匠智香子、たまいかおり、嶋崎都志子の3人のDIYアドバイザー集団です。 フリーペーパーの発行やイベント教室などを通して、暮らしのなかのちょっとした手づくりで温かい気持ちになれるもの、工具を使って本格的につくるものなど、いろいろな「たのしくつくるもの」を提案しています。

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